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執筆者の写真atelier Ruchi Tom

快い思い出。

6月6日6時すぎに


研磨のおじさんが他界した。


私は、昨年から数ヶ月おきに大切な人が他界している。


人の死は止める事が出来ない。


いつ何が起きてもおかしくないから。


悔いなく、正直に生きたい。


おじさんは、最後の一年石の研磨を本当に楽しそうにしていた。


職人気質のおじさんには、この仕事は、とても合っていた。


今年から2人で研磨をする予定だったのにな。


一緒にコソコソ、あるものを石で作ろうと話していたのにな。


私1人でする流れになった。


私は、死を終わりと思っていない。


自分が生まれて来る前の記憶もあるから


人には、目的があってここにきてる事を理解してる。


しかし、この身体で出会う事は、今しか出来ないから。


沢山触れたいって思ってる。


色んな魂のあるものと沢山触れる事が出来るのは、とても素晴らしい事。


自然も、石も、動物も、虫も、人も。


みんな生きている。


この世界で、ずっと生きる方法は、他人の思い出の中だけ。


だから


沢山の人の中に、快い想いがある人は、きっとラッキーね。


おじさんの研磨した石も、おじさんの生み出した作品であり、思い出。


大切に、持ち主に届けるね。



本当にありがとうございました。


四月からお庭は、花でいっぱい。


今の時期は、黄色のお花が咲いています。



したは、種になったやつ。


フェンネル、私の身長を超えて成長したよ!






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